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ブリブン's blog

人生は失敗から学ぶことの方が多い。批判的旅ブログ

ヌードルハラスメント

#海外生活 #香港

日本在住の友人から聞かれた。今日本で流行っているのだろうか。
更に、「中国人は麺をすするのか?」と聞かれたので、「すすらないよ」と答えた。これは香港でも本土でも同じ。皆そのように躾けられて育ってきている。
※中国は多元構造の階級社会なので、農村戸籍の人や中産階級未満についてはわからない。

私もすすらない。理由はいたってシンプル、友人達に嫌な思いをさせたくないからだ。

私は海外在住なので、友人には外国人も多い。マナー云々以前に、ものごころつく頃から、食事中に音を立てないよう、ずっとずっと躾けられてきた人達は、食べ物をすする音をもはや生理的に受け付けられなくなっていることも多い。それは理屈抜きなのだ。私も日本人なので、麺すすりの伝統や文化については理解している。ただ、麺すすりが生理的に=感情で受け容れられない相手に対して、伝統が文化がと理屈で説明したところで、相容れることはないだろう。理屈と感情は3次元と4次元くらい違う。

更に私は、家族や日本人の友人と食事に行く際も、麺はすすらない。というのも、使い分け、というのは意外と難しいものだから。意識を集中させている間はいいが、ふと無意識になった時、普段の癖がどうしても出てしまう。気のおけない友人たちと食事をする時は、会話に夢中になって食事のマナーに集中ばかりしていられないものだしね。普段からすすらない一辺倒にしておけば=脳内の麺すすり回路を消滅させれば、気を抜いた瞬間、ふと麺すすりをやってしまうことも無い。
※人間の脳の構造上、電気信号を送らなければ、脳内の特定の回路は消滅するか、弱くなる。

私にとっては、一緒に食事に行ける付き合いからが「友人」の始まり。それ以前は「知り合い」。よく言われることだが、人生の中で食事ができる回数は決まっている。そして食事は人生の中で幸せな時間のひとつである。友人とは互いに気兼ねなく、大切な時間を共有したいと願う。